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【福井の伝統美を空間に】越前和紙「水切り柄」

2026.01.26

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福井でオフィスリニューアルや空間の改善をご検討中の皆様へ。 今回は、某プロジェクトにて採用された、福井が世界に誇る「越前和紙」のオーダーメード施工事例をご紹介いたします。

これまでもメーカーカタログに掲載されている和紙の施工実績はありましたが、今回は設計者様のこだわりを形にするため、柄やイメージをゼロから打ち合わせ、世界に一枚のオーダーメード品を製作していただきました。

2025年12月11日、「越前鳥の子紙」がユネスコ無形文化遺産「和紙:日本の手漉和紙技術」へ追加登録されたことは記憶に新しいニュースです。そんな歴史ある伝統技術を空間に取り入れた事例となります。

 

伝統の技を五感で感じる:株式会社滝製紙所様との共創

今回、和紙の製作をお願いしたのは「株式会社滝製紙所」様です。 以前より面識はありましたが、実際の製作依頼は今回が初めてでした。依頼にあたり工房を見学させていただきましたが、職人の皆様の魂がこもった手仕事に圧倒されました。

採用したのは「水切り」という伝統技法です。 漉(す)いたばかりの和紙に、穴の開いたパイプ等を用いて水圧でライン状の模様を施す技法で、今回は幅950mm×長さ3,000mmという大判サイズを使用しました。

 

写真では伝えきれない、本物の「迫力」と「質感」

実際に現地で壁に施工した越前和紙がこちらです。 

▼正面から撮影

▼下部から撮影

▼下部から拡大して撮影

写真では質感が伝わりづらいかもしれませんが、現場で目にするその姿は、既製品の壁紙とは比較にならないほどの迫力があります。今回は厚手の和紙を採用したため、水の流れを表現した凹凸が立体的に浮かび上がり、一枚として同じ柄が存在しない「唯一無二」の魅力が際立っていました。

また、特筆すべきは間接照明との相性の良さです。 上方や足元から光を当てることで、手漉き和紙特有の陰影がより深く、美しく浮かび上がります。光の角度によって刻々と表情を変える和紙の壁面は、空間に上質な落ち着きと奥行きを与えてくれます。

 

福井のオフィス改装・移転における新しいアクセント

改めて、越前和紙の持つ力強さと美しさを実感しました。 こうした伝統素材は、福井でのオフィス移転に伴う新しいエントランスの顔づくりや、会議室の一面を彩るアクセントウォールに最適です。

単なるオフィス改装にとどまらず、地域の文化を内装に取り入れることは、はららく人のモチベーション向上や、来客者への強力なブランディングにも繋がります。

私たちフクイ内装システムは、内装工事を通じて、はたらくく環境の改善だけでなく、その地域ならではの価値を形にする「ここちよい空間づくり」をご提案しています。

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